sapporo_wanのブログ

愛犬peeさん(キャバリアキングチャールズスパニエル15歳)の日々の記録

カルトロフェン・ベット2回目

我が家の暴走チワワ、無事に2回目のカルトロフェンのお注射を終了。

口に触れられるのはものすごく嫌がるけれど、お注射は全く気にならないらしい。先生からは「いい子だねー」とお褒めの言葉をいただく。

 

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今のところ大きな変化はないけど、家の中の爆走のスピードが上がったのは関節の調子が良いからなのか?笑

 

カルトロフェン・ベット1回目_チワワ

チワワのハニ。保健所から我が家にやってきて2ヶ月経過。すっかり慣れて第二(おそらく)の犬生を満喫中。

 

おかげで我が家は毎日運動会を開催。得意なのは障害物競走(アジリティ)。

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↑S字カーブもなんのその。低反発カーペットの縁は見事なジャンプで飛び越える。1日に2〜3回は楽しくなって止まらなくなる。

 

推定10歳。両側パテラで股関節もあやしいのに。苦笑

 

 

8月の引き取り以来、メディカルチェック→スケーリング→混合ワクチン と一通りのことは完了。年齢のわりには走るのも遊ぶのも大好き。苦労した分青春を取り戻させてあげないといけないので、そろそろ次のステップに進むことにした。

 

今は痛みはないと思うので予防的な意味も含め、関節のためにカルトロフェンベットのお注射を開始。

 

カルトロフェンは元々関節炎症状改善薬として使用されているんだけど、気管軟骨が関節軟骨と同じタイプの軟骨(硝子軟骨)だからか気管虚脱に使われることが多い注射のお薬。

 

現在お空組のpeeさんの気管虚脱に勧められたのが始まり。peeさんの場合は大きくなった心臓に押されて気管が狭くなっていたために効果が出にくかったけど、関節には効果てきめん。歩くのが早くなったのには驚いた。

peeさんの1回目

https://sapporo-wanlife.hatenablog.com/entry/2020/10/05/004050

 

せっかくなのでハニさんにもお試し。体調も変わることなく問題なさそうなので、まずは週1で4回続けてみることに。

 

 

以下[memo]

カルトロフェン・ベット(ポリ硫酸ペントサンナトリウム)

製品パンフレット

https://www.ds-vet.jp/product/cartrophenvet/pamphlet/pamphlet_a.pdf

・プロテオグリカン生合成促進

・タンパク分解酵素活性阻害作用

ヒアルロン酸合成促進

血栓溶解作用

 

 

 

業者による「里親探し会」の違和感

前回のブログの続き。

 

この「5つの自由」からもっとも遠い存在が子犬繁殖工場(パピーミル)の繁殖犬たち。

 

道内何十店とか全国何百店とかいうペットショップに犬を卸しているのは、犬種を問わず2桁後半から3桁の犬を扱うパピーミル。

パピーミルがなければペットショップ(生体展示販売)の経営は成り立たないし、とてもではないけど一般の消費者にありのままを見せられないパピーミルの存在を隠してくれるのがペットショップ。両者はとてもうまく持ちつ持たれつの関係で支えあっている。

 

北海道の場合はパピーミルから直接仕入れているショップもあれば、いわゆる生体市場(セリ)から仕入れているショップもある。

 

セリでは当然値段のつかない犬も出てくる。また、各繁殖屋では不要とされる犬(産めない犬や奇形の子犬)なども出てくる。さらには改正動愛法により繁殖犬の数を減らさなければならない業者も多い。ペットショップでは売れ残ったまま生後半年を過ぎる子犬もいる。

一般的に、こうしたセリや業者の実態は数年前に朝日新聞に叩かれ、以来一部の愛護家に監視されている。簡単に犬たちを闇に葬るわけにもいかなくなった。

そこにコロナ禍でペットの需要が増え子犬の価格高騰し、空前の保護犬ブームも到来。一般家庭の、格安で犬を引き取りたいというニーズが高まっていると業者は気がついた。

これまでは愛護団体へ丸投げしていた健康体ではない犬や繁殖リタイア犬も、ペット保険と抱き合わせで一般家庭に譲渡することで自分達の損失を少しでも減らすどころかトラブルも回避し、多少の利益すら生み出せる。イベント名は「里親探し会」。(ここに集う人の何割かは"保護犬を引き取った"くらいに勘違いしてしまうんだろうなーというネーミング)

 

ちなみに北海道で生体市場(ペットパーク)を運営しているのは「北海道ペット事業協働組合」※。やはりここでも上述通りの「里親譲渡会」を月一ペースで開催している。

 

法改正もあり、行き場をなくした犬たちには引き取り先が必要。でも、これまで繁殖犬としてさんざん苦労させられてきた犬たちの責任を取り、将来を保証するべきは本当は誰だろう?

 

有料でペット保険に加入させ(当然バックマージンありでしょ?笑)、タダ飯を食うだけの不要な犬を手放せばそれだけで業者の利益は増える。

それでいて譲渡に関するQ&Aにはなかなかご立派なことが書かれていて、いったい誰がどの口でそんな偉そうなこと言ってるのー?と個人的には感じてしまう。

もちろん犬たちには幸せになってもらわないといけないので必要なことだけど、ただの"責任転嫁"としか思えず腑に落ちない。

 

何より、パピーミルという場所で愛情のかけらも与えられないまま何年もの時間を過ごす、「5つの自由」が叶わない繁殖犬という犠牲はなくならない。

 

全体数が減る、苦しい犬が少しでも減るなら以前よりはマシか、と思うよりないのかなぁ。

 

まぁでも、"犬が好き。でも、人間の商売のためなら多少の犠牲は仕方ない"という考えの人とはおそらく一生わかりあえない。生体展示販売とパピーミルがこの世から消滅して、せいぜい2〜3犬種を家庭で大切に繁殖させるシリアスホビーブリーダーが主流になることを願う。

 

 

以下、参考。

※北海道ペット事業協働組合のホームページには

【ペットショップ関連事業において唯一北海道の認可を受け活動している団体であり、約70社のペット業者の方々にご加入をいただき、ペット用品・ペットフード等の協同購買事業、組合員のペット知識及び技術的な向上を目指した研修会等の開催、経営安定セミナーなどの教育情報事業とペット関連業者や組合員相互の新睦を目的とした福利厚生事業を大きな柱として活動しています。】

と書かれておりペットパークについての記載は見当たらないが、この北海道ペット事業協働組合の上部組織である「中央ケネル事業協働組合」のHPによると

【各地域組合独自の事業として生体市場(ペットパーク)の運営】

と生体市場の運営について明記されている。"地域組合の独自の・・・"という表現が妙。笑

 

ちなみに北海道ペットオークションはPet Landビルにあり、中央ケネル事業協働組合の理事にはペットランド関係者の名前がある。

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動物の「5つの自由」

愛護団体でボラをしていたときは、恐らく短期間ではなかったであろうネグレクト(飼育放棄)の末に保健所や団体にやってくるコたちをたびたび目にすることがあった。

腫瘍が自壊するほどの痛々しい状態とか、おどろいたのは交通事故にあったからと保健所に持ち込まれたり(なんと飼い主自身によって)。ウチのコ達のように肋骨が浮き出るほど痩せ細っていたり歳をとったりしてクタクタで捨てられるのは珍しくなかった(未だに) 。

これまで一緒に生活しておきながらいったいどれだけ苦しい状態のまま放置されていたんだろ?この仕打ちはないわー、と何度思ったかわからない。"それでも人間か?と疑いたくなるような人が世の中にはけっこういる"ということも愛護団体で学んだ。

 

自分の周囲には存在しない人のことを知れるのは社会勉強としてはありがたいものの、問題はその"人でなし"さん達からようやく解放された動物さん達。愛護団体の皆さんの努力の甲斐あって今では助かる命は劇的に増えているけれど、当時は年間30万匹殺処分と言われていた時代。引き取り希望者は今みたいに多くはなかったため救い切れるはずもなく、"無責任に捨てないで"という呼びかけが主流だった。

 

しかし個人的には"どうせ捨てるならもっと早く捨ててくれー"(そもそも飼うな、なんだけど)と思っていた。

 

命あることはもちろん大事だけど、飼い殺し状態で痛みや苦しみが長引くくらいなら眠らせたほうがましかもしれない。運良く助けられるなら早いに越したことはない。ずっとそう思っていた。

 

5つの自由

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環境省より

 

現在札幌市は殺処分0を更新中。ペットショップではなく、保健所や愛護団体からの譲り受けを希望する人もかなり増えてきた。

 

せっかく世の中がここまで進んだのだから、大事にできない人からは動物さん達を早々に手放させて、ついでに今後一切動物と暮らせないようにするシステムが構築されないものかなぁ。

 

 

何より「5つの自由」とかけ離れた環境で生かされる代表といえば繁殖犬。生体展示販売と子犬繁殖工場を無くすことは不可欠。

また盲導犬にも「5つの自由」はない。暑い真夏でも通気性の悪い服を着せられ、混み合った地下鉄で足を踏まれても声ひとつあげられない。少し前だけど、友人が、ユーザーに盲導犬が殴られているのを見かけたこともあった。みんながみんな不幸な目にあっているとは言えないけれど、どう考えても「5つの自由」はない。早いところロボットが実用化されないかなぁ。

 

 

 

 

 

札幌現在27度

なんだか暑いと思ったら、こんなことに

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現在27度。10月の札幌でありえないー。笑

 

https://www.uhb.jp/news/single.html?id=23365

『サケやウニの"大量死"…日高・釧路地方まで広範囲に広がる「赤潮」が原因か 深刻な被害明らかに 北海道』 北海道uhbニュース

 

まだまだいろんな影響が出そう。

 

異常気象の影響ばかりではないだろうけど、最近はスーパーで同じような買い物をしても支払い額が1,000円ばかり増えている気がする(・・?) 消費税の税率だけではないな。

 

 

 

多頭飼いだったはずなのに?

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はじめての野外ライブ遭遇にぶるぶる震えがとまらないチワワ(at branch月寒)

 

我が家にきてちょうど2ヶ月が過ぎたハニさん。先日発覚した"家をまもるチワワ"(要は来客に向かって吠える)出現以来、近くに住んでいる妹にはできるだけ家に寄ってもらうようにしている。

現段階では練習の甲斐なく入ってくるのを見るたび毎回バウバウ!撫でられるとペロペロ。やめるとまた吠える。を繰り返す。けっこう可笑しい。笑

 

今日は冬用ベッドを購入するためにbranch月寒へ。何匹ものお犬さんにすれ違うもご挨拶する勇気はなく後ずさりしてしまう。おや?キミはそれでホントに多頭飼いだったわけ?

 

ハニさん、同じくらいの年齢のシーズーさんと一緒に放浪していたところを保健所収容されていたので当然一緒に飼われていたとばかり思っていたんだけどなんだかおかしい。

 

ひょっとすると引き取り業者の遺棄だったりして疑惑浮上。あくまでも憶測でしかないけど。

 

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↑とびきりの内弁慶

 

またまた異物混入(ドッグフード)

ひきが強いのか、たびたびドッグフードの異物混入に遭遇してしまう。

 

今回はこれ↓

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商品下の紐みたいなのは1cm程の細い針金。びっくり・・・というのは嘘で、たいして驚かない。またかーと落胆しただけ。

こちらのForzaの腎臓療法食、原材料が魚なのでおそらく魚に入っていたものと思われる。とはいえ尖った金属はまずい。いったい製品管理はどうなっているんだろう。ひとまずは購入したお店に連絡。調査と報告を求めたけどFORZAはイタリアの会社で、工場はアイスランドだったかな。時間がかかりそうなので一足お先にこちらで情報発信。

 

これまでも、

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↑クプレラ クラシックセミベジタリアン・ドッグ 2015年


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↑アニモンダ インテグラ 2020年

 

いずれも販売店に(クプレラは工場は海外だけど日本の企業なのでメーカーにも)連絡して調査と説明を依頼。アニモンダの糸はともかく、クプレラの異物は硬く尖っている。食べれば間違いなく口腔内や内臓を傷つけていた。(我ながらよく気づいたと思う。とゆーか、気づかずに食べさせていたんじゃないかと思い、しばらくはウンチに血が混じっていないか確認した)

メーカーの説明によれば異物は原材料の肉にタグを付けるための素材とのこと。この長さは明らかに一部であり、残りも混入している可能性は高い。危険が伴うものなので追跡可能な分だけでも同ロットの商品購入者への連絡やHPでの情報公開を求めるも全く聞き入れられず、農林水産省に連絡を入れた。

しかし一年経ち情報収集しても、同様の異物が入っていたと書かれたブログがちらほら。やはり何にも変わっていなかった。苦

こんなことが続いたため、特に海外のウエットフードはそれなりに名の知れた販売店からしか購入しないことに決めているし、与える場合も必ず崩して中身を確認してからにしている。また基本は極力国産にシフトした。ただ療法食となると選択肢はかなり少なくなる。

 

どんなに注意をしても防げないミスはあるし、どんなに誠心誠意詫びられたところで、後遺症や最悪命を落としてしまってからでは取り返しがつかない。守れるのは飼い主だけ。みなさまもくれぐれもご注意を。