sapporo_wanのブログ

愛犬peeさん(キャバリアキングチャールズスパニエル15歳)の日々の記録

腎機能も肝機能もすべて基準範囲に

我が家のハニさん、引き取りから3ヶ月が経過。2.5kg以下だった体重は本日3.72kg。

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当初いろいろと基準範囲を外れていた血液検査

↓8月7日

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↓11月5日

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ギリギリだけどすべて基準範囲内におさまった。(当初35.5%のヘマトは8月末にすでに改善、8月7日は調べていないSDMAは8月末時点で22μg/dl)

※検査機器はちがうけど、さほど差はないと思われる

慢性腎不全(CKD)のステージは1と診断。8月の時点で腎機能の数値がよくなかったのは、削痩や軟便、肝機能の悪化(の原因となる何か)などによる一時的なものだった可能性が考えられるとのこと。

CKDステージ1でこの状態であれば療法食よりもしっかり栄養がとれる通常食に戻すのが良く、ハニの場合はお腹の調子を整えることを優先したほうがいいとアドバイスされた。(やや軟便気味なこともあり)

フードの変更も提案してくれたけど、いま食べさせているご飯はロイカナなどの療法食と比較して低脂肪な低タンパク食で肝臓や膵炎にも対応して消化も良いので当面このまま与えることを告げ、病院からは整腸剤(ミヤBM)を処方してもらった。

BUNとリンが下がったのは低タンパク食のおかげとも考えられる一方、SDMA(8月末で22μg/dl)とクレアチニンは療法食では下がらない。なのでやはり8月以前に何らかのイベントがありそのせいで数値が上がっていた、と考えるのが妥当らしい。

SDMAやクレアチニンの改善については、当初からずっとあげているアミノ酸とクリルオイルの影響もあるかも。低タンパク食では不足しがちなアミノ酸をバランスよく摂取することで腎臓の負担は軽減されるし、クリルオイルは抗炎症作用が期待できる。そーいえばユビキノン(別名コエンザイムQ10)もあげていた。何はともあれ、この結果はうれしい。笑

犬のデンタルケア その2

なんでも試したい飼い主。次は話題のこれに手を出してみた。

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警戒心の強いチワワなのでまずは"におい嗅ぎ→おそるおそる噛んでみる"をリピート。

好きなにおいらしいけど、厚みがある上におそるおそるなのでうまく噛めない。困ったハニさん、咥えてウロウロ常同行動し始めた。

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で、結局こうなる。

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ハニさん、元々噛むのがあまり上手ではない。すぐ頬と歯の間に食べ物か入ったりするし、ひっかかるのか逆くしゃみも多い。このガムもご多分に漏れず悪戦苦闘。でもやめる気はないらしくまた食いついてくる。

 

お試しのため今日は半分で終了。目に見えるアレルギー反応は特になし。ただし直後からゲップ連発。主な原材料は大豆、小麦、米でゼラチンは豚由来。初めてのものはなし。消化がよいと記載されているけどどーなのかなぁ。呑気(空気を飲む)している可能性もあるけど。

夜のウンチはいつもの量に加えて、やわやわの緑色のが出てきた。軟便なので量もそれなりにある。

初回だけなのか、今後もなのか?少なくともハニさんにとっては、あまり消化はよくなさそう。

ただ、肝心の口の臭いは少し良いかもしれない。様子をみながらどうするか決めよう。

 

 

犬のデンタルケア

最近は犬猫のデンタルケアが当たり前になってきて、いろんなアイテムが増えてうれしい飼い主。

我が家の"暴れチワワ"にも手を変え品を変え、アプローチ中。

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↑顎関節を両方からモニョモニョするとおおあくびをする。(たいていの犬はする)

 

引き取り後、最初のメディカルチェックでは"かなり抜かないとダメだろうから1泊入院で輸液だね(初期の腎不全なので)"と言われ、当日はお泊まりセットを持参。ところが1本も抜くことなく日帰りになるというミラクルがおきた。もってるハニさん。笑

 

しかし、ひどかった口臭が消えたのはスケーリングを終えてからわずか3日間のみ。以降はやはり臭いが戻ってきた。

"年1回のスケーリングで死亡リスクが20%近くも下がる!"ならしたほうがいいけど、

↓参考

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しないで済むならしないほうがいい。(だって腎不全だもの)笑

 

口元を触る練習から始めて口の中にはまだまだ指を入れさせてはくれないときは、これのみ。

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使っていると水の皿がヌルヌルにならないのできっと口の中の菌も増えにくいと思う。継続使用中。

 

指を入れられるようになってからは使い捨てのオーガニックコットンシートを使用。

最初は犬に絶大な人気を誇る"歯にマヌカ"を試したんだけど、これが全くお気に召さずに断固拒否。結局ビルバックの定番品に落ち着く。

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しかし、このペーストも"イヤイヤ"を上回ることができず、、、現在

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これを噛ませつつ、ペーストをつけたオーガニックコットンを指に巻いて口に入れる、という芸当を毎日実践している。

なかなか大変だし、たまに噛まれるのでけっこう痛い。笑 しかし犬のほうはこの時間を楽しいと感じているらしく、寝る前になると後追いしてくる。身を犠牲にして頑張る飼い主。達成感あり。

 

ちなみに、シニアに気になるリン含有量は

ソフト細切りタイプ
・ささみ:0.33%
・ささみプラスマヌカ入り:0.36%
・鹿肉:0.28%
・カンガルー:0.37%
・鮭:0.53%
・馬肉:0.25%

とのこと。問い合わせたら教えてくれて、HPの商品説明にも載せてくれた。

 

(緑犬、ピースワンコの支持さえやめてくれたらいい会社なんだけどな。なんでやめないんだろ。苦笑)

 

トリミングサロン体験と胆石と

この3ヶ月で順調過ぎるほど順調に体重を増やしたハニさん。今日は社会勉強のために初めてトリミングサロンで爪切り、耳掃除、肛門腺絞り、歯磨きをしてもらった。

"いい子でしたよー"というリップサービスにすっかりニヤける飼い主。笑 次回シャンプーの予約もしてきた。

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「爪切りは特にいい子でしたよ!歯磨きも奥までさせてくれました」とさすがトリマーさん。家では一筋縄ではいかないもの。笑

 

話は変わって。

気になるのは、朝、好き嫌いがでてくる日があること。(そーいう日は起きてくるのが遅い)

元々ゲップは多いし、たまに朝方の嘔吐(出ても飲み込む)もあった。始めのエコーで胆石がみつかっているので、体重が増えたところでそろそろチェックが必要なタイミング。

犬の場合、胆石が単独でみつかることは多くない、という記述を読んだ。胆嚢粘液嚢腫が絡んでくると破裂の可能性がでてくるので、ひとまずウルソを飲ませつつ週末にエコーの予約をとった。(ウンチはしっかり茶色、食欲モリモリなので緊急性はなし)

ウルソを飲み始めて1週間、朝の調子はすこぶる良い。やっぱり胆嚢?やだな。というかウルソそんなに効く?ちょっとびっくり。笑

粘液嚢腫があれば手術できるうちに切除しておいたほうがいい。人間みたいに腹腔鏡でとれるならたいしたことないけど、お犬様それもチワワではそーもいかないしね。

 

 

before →after

先月のスケーリング(歯)で推定年齢が12歳?から10歳に若返った我が家のチワワさん。要は老け顔だったということかな?笑 これまでのご苦労がお顔にでていたのだろう。お気の毒に。過去のトラウマを捨て青春を取り戻すべく飼い主ともに奮闘中。

さて、我が家にきてちょうど3ヵ月が経過した。内分泌・代謝異常か、はたまたお腹の虫かと心配されていた削痩もすっかり改善、、、どころか

↓我が家にきて3週間目

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↓現在

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ぼっこが丸太になった。笑

 

角度の違いはあるけど明らかにウエストがなくなりつつある。保護時2.5kg以下で、先生からも"まずは体重増やさないとー"と言われていた頃が懐かしい。現在3.75kg。この2週はご飯を減らしているのに体重は全然減っていない。ナゼ?

 

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元気のバロメーター室内運動会は連日開催されているし、常同行動の家の見回りも続いている(軽減してきてはいる)ので運動は十分。ますます筋肉がついて重くなっている=アスリート体型だと信じている。

 

散歩がものすごーく残念

我が家のチワワ、ハニさん。

(どのような事情があったにせよ)責任をもって犬を飼養できなかった前の飼い主からは、散歩をさせてもらえていなかったらしい^_^; 

当初ウチの庭で練習していたときは普通に歩けていたので"散歩はしていたんだー"と思っていた。しかし混合ワクチン接種後、抗体ついたころを見計らって外に連れ出してみるとおやおや?庭とは様子がずいぶん異なる。

クルクル人の周りを回る(ワタシぐるぐる巻き)、抱っこをせがむ、草むらではニオイ嗅ぎが止まることはなく中腰で歩きながら何度も何度もマーキングし、終いには下痢を絞り出すなどなどとにかく全然真っ直ぐ歩けない。笑

知らない人の行き交う場所ではブルブル震え、他の犬が近づいてきても完全無視。多頭飼いされてたんじゃなかったんかーい!とツッコミを入れたくなることたびたび。(ハニさん、シーズーちゃんと同じ時間・場所で捕獲されている)

今や来客にもインターホンにも吠え続けるし、コロナのせいもありいろんなことが後手に回ってしまった。

気長に練習するしかない。ただこーいうとき腎不全とか胆石持ちとかけっこう困るんだな。食べられるものが限られてしまうので、ちょっとした恐怖とか欲求を凌駕するほどの魅力度の高いトリーツが少ない。笑 腎不全用のトリーツなんて渋々食べてるからなぁ。

 

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ハウスの中以外でもけっこう落ち着いて寝られるようになった。いろいろ頑張っている。

カルトロフェン・ベット3・4回目

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我が家の愛犬ハニ。道内某保健所から我が家にやってきたのは今年8月。

先週末に3回目、本日4回目、気管虚脱のために始めたカルトロフェン・ベット(お注射)は1クール(週1回計4回)を無事終了。今後は様子を見ながら月1で投与予定。

 

現在、安静時に咳が出ることはほぼない。ときどき朝方に咳き込むのと、散歩で引きが強くなるなどすると咳が出るくらい。コフテストなど多少圧迫したくらいでは問題ない。

朝方の咳については、以前からときどき嘔吐があるので(口の中まで上がってもゴックン飲み込んでしまうため何がでているかは不明) 逆流性食道炎の可能性も疑いつつ様子見。胆石もあるので来月には再診しないとね。

散歩の咳対策としては気管虚脱用のハーネスを使っているんだけど、それでも力がかかるとひどい咳になるので草むらに顔を突っ込んで出てこないときには抱き上げるしかない。(いったん夢中になるとトリーツも効果ないのが悲しい。笑)

 

注射の効果は中長期的にみているので、当分月1ペースで継続する予定。ちょうどグルコサミン入りの野菜酵素サプリメントが切れるので、次はもう少し軟骨に特化したものに変更してみようかな。まぁ口から入れたところでどれだけ気管軟骨に取り込まれるかはアレですけども。笑