sapporo_wanのブログ

愛犬peeさん(キャバリアキングチャールズスパニエル15歳)の日々の記録

次は脳腫瘍。その7(治療終了)

全4回の放射線治療(緩和)終了。愛犬、脳腫瘍(髄膜腫疑い)によると思われる症状はほぼ消失して調子は良い。一方、飼い主はやや意気消沈。。。 4回目も放射線治療終了後、お迎えに。そこで1ヶ月ぶりに会った指導教員の先生から「すごく良くなりましたねー!こ…

次は脳腫瘍。その6(小脳、麻酔)

"ウマいゴハンしか食べません症候群"は 飼い主泣かせの後遺症 最後の放射線治療を目前に、愛犬はかなり順調に回復。 食欲不振、認知症様の症状なども次々と改善していて、左目の眼瞼下垂にいたってはほぼ症状消失。明け方まで延々と続いた疲れ知らずのグルグ…

次は脳腫瘍。その5(照射3回目)

3回目の放射線治療終了。 今回初めて帰宅後すぐ下痢。でもゴハンは食べたがる。 少し時間をあけて、様子を見ながらあげたけどやっぱりトイレをウロウロ。きばってみるも何も出ず。これはまさしく"テネスムス"!っていうとなんかカッコいいけど、要は"しぶり…

次は脳腫瘍。その4(照射2回目)

↑治療前とは比較にならないほど良い。順調すぎてちょっと怖いくらい 脳腫瘍への2回目の放射線治療を終了し、帰宅後は鶏肉の匂いつきのぬるま湯を飲ませた。様子を見てからムースタイプのゴハンを少量。どちらもむせず問題なし。その後手作りゴハンを食べる。…

ウチの犬と上げ馬など

10歳を過ぎて捨てられていたウチの犬。(保健所で迷子として公示された写真) 外でウロついていたところを捕獲され保健所に入っていた。犬を遺棄できる人間に飼われていただけあって、散歩が普通にできないなど家庭犬としてのしつけはされていなかった。 よう…

次は脳腫瘍。その3(照射1回目)

そうこうしているうちに1回目の放射線治療は終了。(計4回の緩和照射) 大学病院に預ける瞬間までは、やっぱりちょっと迷った。でもこのままにもしておけないし、何より他の選択肢がない。すぐに腫瘍が小さくなるとは思えないけどやるしかないと腹をくくる。 …

次は脳腫瘍。その2(緩和治療、内服薬)

↑旋回の末に力尽きて突然寝る 標準分割照射20回を依頼したものの、治療の日を待つ間も症状はますます悪化。 脳圧亢進による体調不良、連日の不眠と痛みのせいか食欲不振と下痢。治療のためとはいえこの状態で20回の放射線(麻酔)にチャレンジしていいのか再び…

次は脳腫瘍。その1(画像検査の結果、対症療法)

さて、愛犬の場合。 鼻腺がんの次の敵は脳底部に大きく広がっている脳腫瘍。おそらく髄膜腫。(「下垂体腫瘍の可能性も否定できない」と言われたけど、多飲多尿気味ではあるものの中心性肥満でも易感染でもないので違うでしょう) 担当医からは「20回の標準分…

動物さんの放射線治療についてのメモ

↑まさかまた通うことになるとは思わなかった動物医療センター お世話になっている大学病院の場合、高精度放射線治療は3通り。 (2023年6月時点、ワタシの理解で要約) ◆定位照射(SRT)腫瘍が小さい場合などに適応され連続3日間で終了。前回のウチはこれ。一年前…

敵は一人じゃなかった

5月中旬、鼻血を疑わせるピンク色の跡を前足に発見。 慌てて大学病院を予約したのは、鼻以外にもいくつか腫瘍につながる気になることがあったから。 具体的にはちょっとした段差や何もないところでフラついたり、ときどきピクついたり。以前一度だけてんかん…

ついにきた(かもしれない)

>もし鼻血がでたらそのときは腎臓の数値次第でCT、次の治療を考える。 なんて前々回のブログ記事に書いたら出てしまった、鼻血らしきもの。 歳のせいか最近なんでもすぐ忘れてしまうから備忘録として書いておいたのに、忘れる間もなかった 愛犬、今月に入っ…

SDMA は↓ しかしPもKも↑

↑食べたらシェルターへ避難。顔色がすぐれません 「SDMAってけっこう上がったり下がったりするんだよねー。なぜかはわからないけど」 かかりつけ医の言う通り、前回(2月)20μg/dlだったSDMAは16μg/dl。下がったものの正常範囲をやや超えていて、さらに 尿素窒…

余命一年、からの一年後

↑一年前のお写真。この大きくひろがった右のお鼻の奥に悪いヤツがいる あれからちょうど一年が経った。 あれ、とは鼻腔内腫瘍(腺がん)の確定診断のこと 昨年4月に北大動物医療センターでステージⅠの診断を受けた愛犬。治療しなければ余命は一年と言われた。 …

北海道にも"愛"のあるセンターを

「水曜どうでしょう」でお馴染みcreative office cueの鈴井会長がスペシャルアンバサダーを、「情熱大陸」やサーモスのCMにも出演された猛禽類医学研究所の齊藤先生たちがアンバサダーを務めています。 ↓change.orgへのリンクです https://www.change.org/p/…

いろいろ降ってくる

↑なぜか切り抜き。 全国的に黄砂が観測されている。東京、札幌は2年ぶりなんだとか。 呼吸器に持病のある我が家の愛犬、黄砂は致命傷になりかねない。昨日今日と散歩は断念した。 ↑昨夜のデータ 愛犬日頃から気管虚脱のために咳が出やすくて、ひどいときはそ…

腎不全疑い

なんと報告書は写真付き。笑 すごいな企業動物病院。 先月受けた健康診断。結果は、というと・・・ 表紙に浮かれている場合ではなかった。とうとう来たよね「腎不全疑い」。 クレアチニン1.09mg/dl で正常範囲内、BUN 32.6mg/dlはやや飛び出ているくらい。問…

招かれざる客

この季節、普段なら気づかないことも雪はお知らせしてくれる。 我が家をお通りになられたらしい。 一列につく足跡はキツネ。周辺でたまーに姿を見かけることもあり、"ウチの庭も通っていたら嫌だねー"と悠長なことを言っていた。キツネは可愛い。でも野生動…

ガスだまりに。人も犬も養生で

デザートに金柑のお裾分け。(消化は良くないので細かく千切ってネタネタにしたヤツ) お顔につけたゴハンのカスはお夜食なんだとか。笑 日頃からゲップの多い愛犬。鼻がせり出ているため、歴代の犬達と比較してもゴハンの食べ方がぎこちない。笑 おそらく空気…

ペットドックへ

本日も万全の重ね着で。昨日今日とプラス気温で寒さは緩んでいる 昨日はかかりつけでペットドック。朝からゴハンをもらえず戸惑うチワワを連れて病院へ。 お顔を触られると歯をあてるかもしれないこと、仰向けが苦手なことを告げ、持参した愛用ブランケット…

がんは温める、を考える

マタギを彷彿とさせる真冬の散歩着。今シーズンも活躍中 ロングコートとはいえメキシコ原産のチワワに氷点下の散歩は酷というものなんと上着の下には裏ボアトレーナーなど重ね着2枚と腹巻きを着用中。(にも関わらず震えが止まらないので即帰宅) 布団とかふか…

遅いブログ始め

行きつけのトリミングサロンで撮影してくれたお写真。今月のセットはお正月ver. 犬にとっては我慢の時間だけど飼い主的にはちょっとうれしい 年末年始は何をするわけでもなく、ぼぉーっとしているうちに終わってしまった。ここ数年、先代(peeさん 享年15歳)→…

我が家の保護犬たち

本日12月25日は我が家の初代保護犬びーさんの命日。 当時、迷子としてセンターHPに掲載されていたお写真。 キャバリアだし人懐こいし、今なら争奪戦間違いなしなんだけど何せ今から10年以上前。保護犬にはまだまだ厳しい時代で、蓋を開けてみれば希望者はワ…

血管肉腫のクラファン

もう5年以上前かなぁ、友人の犬が「血管肉腫かもしれない」と告げられたことがあって。血管肉腫は悪性度が高くて見つかったときにはすでに転移していることが多く、当時も成す術がないと言われていた。 結局の友人のところは違う病気だったんだけど、治療法…

術後メモ

↑記事とは無関係なお写真 注:記事中に少々お見苦しいもの(内出血)が登場します。傷とか苦手な方はご注意を。 足の腫れはオペ後3日目から少しずつ引き始め、1週間後には軽く走れるまで回復。でもお腹の左側はまだ少し赤くて、ぽってり腫膨らんでいる。 ↑術後5…

CT、スケーリング、鼠径ヘルニア整復

↑調子の悪さを示しているカピカピのお鼻。東洋医学的には消化器の状態を表す 愛犬ハニどんは推定11歳のおばあワン。どうせ麻酔をかけるならーと肝臓の検査をお願いしたら、先生のほうからは鼠径ヘルニアの整復を提案された。念のため塞いでおくに越したこと…

がんが消えました

↑口の横の食べカスは取らせない主義 鼻腔内腺癌ステージⅠの診断を受け、今年5月に北大で3日間の放射線治療(定位照射)を受けた愛犬。関係者の新型コロナウイルス感染症の影響を乗り越え、本日かかりつけでスケーリングとついでにCTで鼻の経過チェック。 夜の…

やっぱりコロナで中止

秋の散歩は厚着でgo "普段から行いのいい犬は飼い主が感染しても予定は変わらない〜"と先日ブログに書いたけど、結局今週末のCTとスケーリングは新型コロナウイルスによって中止になった。笑 なんと今度は先生が感染。新規感染者が1万人前後(北海道)ってこー…

術前検査

飼い主の新型コロナ感染はタイミングよく愛犬のシャンプーや通院には一切影響なし。普段から行いのいい犬はツイている。笑 トリミングサロンの撮影で頑張る愛犬。 週末の動物病院受診では翌週に控えた歯科処置とCTのためのレントゲン&血液検査。オペではな…

メンテナンス中

熱は4日で引いた。療養期間がとっくに終わった今も咳はとれない。鼻水は大分落ち着いたけど味覚と嗅覚も鈍いまま。神経がやられたなら長くなりそう。しばらくはちょっと不自由が続くかな。 とはいえ、療養中も喉の痛みは食事がとれないほどではなかったし、…

感染させないその他大勢

飼い主の感染なんてそっちのけ。ほりまくる愛犬 飼い主、新型コロナウイルス感染症発症から6日目。自分が"その他大勢(8割の人間)"であることに安堵中。 新型コロナウイルス感染者のうち周囲に感染させるのは2割以下※1、多くは他の人に感染させないらしい。 …