sapporo_wanのブログ

愛犬peeさん(キャバリアキングチャールズスパニエル15歳)の日々の記録

お腹が弱い

去年8月の愛犬

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現在の愛犬

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顔つき、足のふらつき、関節の変形。

一年の差は大きいです。

 

お引っ越し以来おシモの話ばかりでした。シニアになってからめっきりお腹が弱くなりました。

 

僧帽弁閉鎖不全が判明したのは4年前(10歳)。

膵炎を併発した胃のポリープによる通過障害のオペで幽門部周辺を切ったのが3年前。

その後膵炎→入院を半年繰り返しDIC(播種性血管内凝固←かなりヤバいやつ)疑いでもうダメかと諦めかけたけど、意外なほどの逞しさをみせて復活。(まぁおそらく違ったんでしょう。キャバリアの血小板少なく出るから・・・)

 

その後もたびたび嘔吐と軟便、絶食を繰り返すので先生からは「心臓が悪いとお腹の調子も悪くなるから定期的に輸液に通ったほうがいい。運動目的の散歩はもうしなくていい」と。

先生のお話を整理すると、要は心臓から血液がうまく流れにくくなっているのであちこちで炎症が起きやすくなっている。虚血性腸炎のだいぶ手前みたいな感じかな?

定期的に輸液(ステロイド入り)で補正してあげたほうがいい。

さらに心臓のほうは運動制限が必要なステージにある。

とワタシ的には解釈。

(うちの先生あんまり細かく説明してくれるほうではない。正直なところ私にとって説明はやや物足りないし、ときどき使う「このコのためには、、、」という言い方も若干引っかかる。でも悪気はないだろうし何より飼い主の言うことを尊重してくれるのでありがたい)

 

しかし飼い主的にはうちの愛犬はまだそこまでの状態じゃない。(希望的観測含み)

 

そこで身体に良いこと中心にできることはすべて試してみよーと東洋医学と養生に行きつくという人間でもあるあるパターンに到達。

 

食前に漢方と、2週に一度の鍼灸&オゾン注腸。

ご飯は胃腸の負担を軽減するため1日3回。必ず体温より温かめにして。飲み水も冷たいままは与えない。

でも粘膜便や血便、食欲廃絶の場合は迷わず輸液。

 

時間はかかったけどこの方法でほぼ寛解にもちこめたのですよ。途中、フロセミドの影響で腎機能が落ちてまたしても食欲不振がでたけど、これも優秀な吸着剤を教えていただき回復できたし。

 

おかげさまで現在クレアチニンは正常範囲内。

食欲は問題なし。

心臓も落ち着いている。

毎朝晩15〜30分、亀よりのろいお散歩。

 

こーいうのを幸せな日常というんだろうな。

毎日のようにハラハラもさせられるけど、ご飯を食べているところをみると安心する。