最近朝の散歩は乗り気でない愛犬
亀より遅いどころか全く進まず抱っこで帰宅
我が家の愛犬キャバリアpeeさん14歳5ヵ月の今日現在のお薬。
◆西洋薬
BID
アピナック(ACE阻害剤)12.5㎎×1/2
ピモハート(強心剤)1.25㎎ +1.25㎎×1/2
アムロジピン(カルシウム拮抗剤)2.5㎎×1/2
ウルソデオキシコール酸100㎎
コンセーブ(ゾニサミド)25㎎
ビオイムバスター
SID
セララ(エプレレノン)50㎎
※スピロノラクトンの処方が一般的ですがウチの先生はコレと使い分けます。ちなみに乳汁分泌も女性化乳房もありません(そもそも女子だけど)
◆漢方薬
BID
柴苓湯
六味丸
SID(0時)
麦門冬湯
※お薬以外
培養冬虫夏草(コルディ)
マコモ粉
半分以上は心臓の薬。おかげさまで肺水腫は(おそらく)一度も起こしていない。
ほかは胆汁鬱滞、てんかん、消化器の不調、咳嗽、腎機能低下などでやむなし。どれをやめても問題がでてきます。
ちなみにこのほか現在も続く症状に対するもので試してダメだったのは
・テオフィリン/気管支拡張
→落ち着きなくなり興奮しやすい。夜寝る時間もウロウロ→半量に減薬→それでもダメ→てんかんとも相性悪いし中止
・アプレゾリン/血管拡張(三尖弁の逆流も始まり後負荷下げたい)
→元気消失。朝もなかなか起きてこない。(低血圧おそろしい)
まぁこの2つはいいとして問題は…
・フロセミド/利尿剤(肺水腫予防)
→元気消失、腎機能低下 クレアチニン 1.85(前回0.89)mg/dl、BUN 73.8(前回45.1)mg/dl
たった2週間、SID20㎎×1/2 p.o.であっという間に腎機能がorz 食欲不振に。
まさに循環器内科vs腎臓内科。当時、ギリギリまで心臓を優先すると循環器メインのかかりつけ医は言っていてフロセミドを続けるご様子だったので、腎内サイド不在によりワタシが代打に立って中止。(その後、かかりつけ医からはやめちゃったの?と言われた。すいません。苦笑)
ほかに手段がなければ指示通りにするんだけど、ウチには東洋医学という選択肢もある。ひとまず五苓散でコントロールしてみようと思って早半年。無事に現在に至ります→現在は柴苓湯(五苓散+小柴胡湯)
その後に獣医腎泌尿器にお強い先生から良き吸着剤を教えていただきcreも1ヵ月程で正常範囲にもちこめたけど、腎臓自体かなり機能を失っているのは事実。(BUNは心臓や消化器等の影響もあるのでウチの場合正常値までは下がらない)
ちなみに、8月には咳がひどく受診した他院で肺水腫疑いと診断。ラシックス静注フロセミド2日内服。幸い腎数値は問題なし。
(画像見るとコレちがうんでない?と思ったけど、処方が最低量だったので処置には同意。肺毛細血管の負担が軽減されれば多少咳も変化が期待できるかと。で、後日かかりつけ医に画像を見せたけどやはりnot肺水腫とのご意見)
まぁでも遅かれ早かれ僧帽弁閉鎖不全の先には肺水腫が待っている。ラシックスが長く使える腎臓ではないというのは致命的です。困ったー。でもそれが寿命。どれだけ延ばせるかは運次第なとこもあるけど、こちらの努力次第なとこもある。
朝晩寒くなってきたし、腎臓は冷えに弱いので寒さ対策には余念がありません。毎日散歩後には足腰にお灸やドライヤーで熱を入れます。関節炎のひどいときは温めちゃダメだけど、慢性なら温めてよし。
ちなみに春はてんかん発作でハラハラドキドキ、夏は心臓と消化器のための暑さと湿対策に必死。もう年がら年中気がぬけないわ。
(別名シニアとの暮らしの悦びというやつ)