sapporo_wanのブログ

愛犬peeさん(キャバリアキングチャールズスパニエル15歳)の日々の記録

レスプレン+エリスロシン2日目

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すっかり秋。赤トンボ、カメムシとともに雪虫大量発生中

 

レスプレンとエリスロシン、4日目。3日目までは全く変化なくひどかった咳がようやく少し良いかも。夜中から明け方にかけては相変わらずだったけど日中の咳は大分減っている。

レスプレンの血中濃度が最高になるのは2時間後※。対処療法的なレスプレンももちろん効いているだろうけど、今日になって効果が現れたということはエリスロシンまたはカルトロフェンかなぁ。

ちょっと気になるのは、せっかく打っている注射(カルトロフェン)の効果を咳止めのレスプレンが影響していないかということ。(咳があまりにもひどかったからひとまずは咳止め優先でレスプレンを飲ませている)

カルトロフェンの作用で"プロテオグリカンの生合成を促進"しているのに、同じタイミングで飲んでしまったレスプレンが去痰作用として"酸性ムコ多糖類線維・DNA高含有線維溶解作用"※をもっている。"プロテオグリカン+ヒアルロン酸=ムコ多糖類"だもの。

別の病院にも同時に通うとこーいう問題が出てくるから厄介。タイミングを間違えたか?

 

さらに、レスプレン+エリスロシンを使って2日目から恐れていた好き嫌いと再び軟便が出現。もともとお腹の弱い愛犬。最近はもっぱらヒルズ プリスクリプションダイエット 食事療法食 犬用 w/d 缶のお世話になっていたのに拒絶されてしまった。

好きなものに関しては要求してくるんだけど、好きなのばかりあげるともっとひどい軟便になる。というわけで、w/dの比率を下げてほかの美味しく食べられるご飯を増やしてごまかしている。

まずは併用に問題がないか、明朝注射の先生に電話してみよう。

 

※レスプレン

薬物動態  

(参考)

3H-エプラジノン塩酸塩10mg/匹をラットに経口投与した際の血中標識物質は、投与2時間後に最高となり、48時間後にはほぼ消失した。この間、尿中には約14%、糞中には36%、胆汁中には23%が排泄された。

薬効薬理
去痰作用

酸性ムコ多糖類線維・DNA高含有線維溶解作用4)

慢性呼吸器疾患患者から採取した喀痰にエプラジノン塩酸塩を添加し、細胞学的に検討した結果、酸性ムコ多糖類線維・DNA高含有線維の性状を変化させ、膨化・離断する作用により強い粘液溶解作用を示した(in vitro)。
喀痰粘稠度低下作用5)6)7)8)

慢性呼吸器疾患患者から採取した喀痰にin vitroでエプラジノン塩酸塩を添加し、回転粘度計法、Ostwald粘度計法、Hirsch変法、斜面法で検討した結果、明らかに粘稠度低下作用を示した。
気道内分泌液増加作用9)

マウスを用いて気道分泌液に対するエプラジノン塩酸塩の作用を検討した結果、明らかな気道分泌液増加作用が投与3時間後まで認められ、気道内に障害を惹起させた場合でも分泌液を増加させた。
 鎮咳作用10)11)12)

モルモット、ネコ、イヌ等を用いた電気的刺激、機械的刺激、化学的刺激実験においてコデインリン酸塩水和物に匹敵する鎮咳作用を示した。

ttps://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00048883 より

※ 頭にhをたす