sapporo_wanのブログ

愛犬peeさん(キャバリアキングチャールズスパニエル14歳)の日々の記録

気づけば2月。春の気と漢方の話。

気づけば正月どころか立春も過ぎてしまっていた。笑 毎日があっという間。

我が家の愛犬peeさんは年末よりもかなり気管虚脱がすすみ、画像でもはっきりと狭窄がわかるようになってしまった。咳は起きている間、ご飯と散歩のとき以外ほぼ出っ放し。心雑音も心なしか悪化した気がする。(しかし、お注射先生からは去年"これ以上悪くなりようがない"と言われている。苦)

年末にはめっきり食欲が落ちて、もう厳しいかなーと爪切りに行くのをやめるほど諦めモードでいたのに、年が明けると奇跡の復活。ちょっとテンション上がり過ぎのきらいもある。(まさにhypertension =高血圧なのでアムロジピンは飲んでいる)

 

高血圧もあるんだけど、上がり過ぎはおそらく気候のせい。

 

秋までは気圧のダメージを受けることが多かったけど、最近は気温が極端に上がる2日前にちょっとした発作がおきる。(主に部分発作) 去年もちょうど年明けに派手なてんかんの発作が出て、その後立春を過ぎてからまた発作が続きコンセーブを始めた経緯がある。

 

やっぱり春は陽の気があがるんだなぁ。健康体なら陽の気が上がってきても陰の気がそれを抑えてバランスをとるのだけど、お年寄りは陰の気が足りない(陰虚)ので上がってくるものを抑えられない。

 

去年みたいな気圧の影響なら水のバランスを整えてくれる五苓散(ウチの場合は小柴胡をプラスした柴苓湯)が定番だけど、陽気が上がって目が血走ってフラつくことが多いので陽気を抑えつつ、もともと不足気味の陰を補ってあげる必要がある。

 

というわけで最近は抑肝散加陳皮半夏と六味丸がメイン。あとは、お腹の動きが相変わらず良くないので大建中湯、咳がひどくて痰が硬そうなときは麦門冬湯などなど。慢性心不全エビデンスのある木防已湯が飲めたらいいんだけどこれが恐ろしく難易度高し。どんなにウマウマで絡んでも拒絶される。

 

漢方のチョイスについては

「もう瀉剤(取りのぞくお薬)よりは補うほうでー」と先生から言われているんだけど、抑肝散加陳皮半夏のほうが夜のpeeさんはラクそうに見えるので、夜とか、テンション高めのときなんかはそのときの症状と脈によって抑肝散加陳皮半夏や四逆散、柴苓湯などの瀉剤も使っている。

 

また、甘草が多くなりやすいのでそこも気をつけているけど、もう先が長くもないので、気をつけ過ぎてQOLを下げないように気をつけている。笑

 

と、気づけばいろいろ"気"のことばっかり。飼い主はますます気滞がすすみ胸脇苦満(季肋部が張ること) 。ベースは気虚なのにイライラしやすいので抑肝散加陳皮半夏をpeeさんとともに服用中。薬代が嵩みますわー。(犬のためなら散財も平気なのに自分のこととなるとそうはいかない)

 

 

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散歩中にブルブルした瞬間のお写真。14歳と9ヶ月だけど、まだまだ力強いブルブルで頼もしー笑