sapporo_wanのブログ

愛犬peeさん(キャバリアキングチャールズスパニエル15歳)の日々の記録

シニアの食欲ー心理戦ほか

今日は朝から風がすごかったー。(ウチの一帯は特に風が強い)

天候のせいかpeeさん昨夜から咳やや多し。小さいケフケフから高い音の咳、最近おさまっていた強い咳までいろんな咳のオンパレード。

朝も自分では起きなかったので食欲が心配だったけど、いざ差し出してみると食いつき良し。笑 お薬もスムーズでいつものお薬にプラスして痰の出をよくするムコダインと四逆散を飲ませ様子を見る。

 

現在食欲絶好調のpeeさんだけど、シニアのゴハンは本当に大変。でもかれこれ2年を超えて悩み続けていると、好きなもの探し以外にもコツがみえてくる。

行き着いたのは心理戦。魅力的に演出することの重要性ーたやすく手に入らないものほど魅力的 の法則。笑

例えば、ドライフードなら遊びから始める。我が家の定番は「どっちにはいってる?ゲーム」。両手をグーで差し出す(片方だけドライフード入り) →匂いを嗅がせどっちに入ってるか当たったら褒める →勢いにつられるのかナゼか食べる。無論、外れたらやり直す。

そのほか、いつもと別の場所でドライフードをあげるピクニック風ゴハン

どちらも楽しそうな声かけがポイント。

また、ウェットフードや手作りの場合はとにかく焦らす。ウェットはレンジで温めたものをふーふー冷まし、匂いを嗅がせて焦らす。手作りはお肉を細かく割くなどの最終工程をお顔から近い位置でじっくり匂いを嗅がせながら仕上げる。

どちらもpeeさん、途中から舌をペロペロさせるので「待てだよ〜」と焦らしてさらに気持ちを盛り上げる。

 

具合の悪いときはもちろん無理だけど、「大して食べたくないわぁ」くらいのときはけっこういける。

コツは「食べてくださいよぉ」ではなく、迷いを捨てて「ほぉら食べたいでしょー」と自信を持って挑む。犬を"いま食べなければ!"という気にさせること。

 

また身体の外側から整えることも大事で、基本は歩くこと。身体が動けば内臓も動くので、疲労しない程度に食べる前に散歩、家の中を少し歩かせることも効果的。基本的に動物は動かずエネルギーを使わないままだと食べる必要がなくなってしまうので、多少でも動いてもらう必要がある。(動きもしないでいつまでも食べ続けるのは人間くらい。笑)

歩けないコは抱っこで移動して歩いた気にさせたり、歩いてるみたいに足を動かしてあげるリハビリも効果あり。※股関節だけを無理に動かすのではなく、歩くときと同じように膝や足首も優しく曲げる。抵抗がある場合や痛がるようなら無理はしない

お手軽で簡単なのはツボおし。足三里(膝の下の外側)は刺激すると胃が蠕動運動を始めてしまうというとても便利なツボ。犬にも人にも良い。

ご参考) ttp://okada-animal.com/dog-tubo.html

↑頭にh

※こちらのサイトでは前三里、後三里という名前になっている。(人だとそれぞれ手三里、足三里)

 

人間だって無理矢理食べさせられたら美味しくない。拒食症の患者さんは、家族から食べろ食べろと言われるのがもっとも辛いと言う。少し食べてみてもいいかなーという気持ちの準備が必要で、それは犬も同じ。毎日時間はかかるけど犬と暮らすとはそーいうことだと思うのでよし。笑

 

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4年前。ナゼかこの頃お行儀よく座って食べるのが流行っていた