今朝のお散歩。なーんと気温3度。午後からは雪まで降ってきた。上着は冬物に逆戻り。
再び落ちていた食欲が少しあがってきた。お昼ゴハンもまた食べられるようになってきたので、なんとか体重維持できればいいな。
先日も東洋医学の動物病院の先生からは"心臓の状態も進んでいないし体重もそれほど減っていないし、悪液質にもなっていないねー"とお褒めの言葉をいただいた。
大きくなってしまった心臓による気管虚脱と咳はどうにもならないけど、心臓の薬を始めてもう4年以上。キャバリアおばあワンのわりには筋肉もそこそこあって、維持できているほうだと思う。
僧帽弁閉鎖不全が見つかってすぐに命に関わることはほぼないけれど、長くなってくると問題は心臓だけではなく全身にもダメージがおよび心臓性悪液質という状態を引き起こす。次第に体重が減り全身の栄養状態が悪くなる。末期のがん患者の身体に起こる状態と同じで、悪液質状態の患者さんの顔つきを"ヒポクラテス顔貌"なんていう皮肉な医療用語もある。(もしヒポクラテスが知ったらどう思うか。苦)
この先も頑張っていくためには悪液質にしないことが重要なので、薬の副作用で食欲不振になるような場合は、たとえその薬が心臓の薬だったとしても一時休薬することが最近は推奨されているーと先生が言っていた。そーだよね、心臓の壊れた弁は(オペしない限りは)治らないのだからなんとしても長期戦に耐えうる体力がないといけない。
4年半前にお空組になったチワワのすーさん。旭川のあにまあるから譲渡された時点でACE阻害薬はすでに飲んでいた。2016年3月に最初の肺水腫を発症。いろいろ薬を試したけどその甲斐なく肺水腫を繰り返し、11月には旅立ってしまった。
もともとそれほど食いしん坊ではなかったので、具合が悪くなるとてきめんに食べなくなった。体重が減りお顔がだんだんこけてきて、お鼻もカチカチになって、"犬も悪液質になるんだなぁ"と9月に心の準備をしたんだった。
↑2016.5
↑2016.9 入院中
↑2016.11 この日の夜最期の肺水腫
すーさんの心臓は治療抵抗性で全然戦えなかった。もう少しなんとかしてあげたかった。
僧帽弁閉鎖不全症の愛犬はpeeさんが3匹目。ちなみに悪液質とは関係ないけど、1匹目は札幌の管理センターから譲渡してもらったbeeさん。こちらも譲受け時すでに心雑音ありで即投薬開始した。
↑beeさん。引き取ってすぐのお写真。痩せこけてガリガリだった。peeさんとよく似ている
というわけで、ワタシはかれこれ10年以上弁膜症に悩まされ続けていることになる。。。長いなぁ。パピーミルよ、日本の純血種を病気だらけにした責任をとって全滅してください。苦