歯科処置の麻酔後、下痢から始まり嘔気、咳と一昨日は心配な夜を過ごしたハニさん。
昨日はかかりつけに朝一で電話しようと思っていたけど、早朝4時前に養陰清肺湯をあげてから咳は治まり始め、7時に少量のゴハンと麦門冬湯を飲ませると病院が開く9時には咳はすっかりは止まっていた。
この状態で電話しても仕方ないのでいったん様子を見ることに。
元気いっぱい!ではないけれど元気がないわけでもなく、嘔気も"いつものゲップ"に戻る。
ウンチも夜ゴハンのあとようやく出た。最初に出た分だけが昨日の下痢と同じ色で黒っぽい。おそらく歯科処置で出血したのを飲み込んだかな。後半は茶色いし硬さもまぁまぁ。これなら特段心配はいらなさそう。
その後、22時にはほぼ復活。家の中を走り回り始めた。
咳だけは元々よりやや増えているかなぁ。
夜ゴハンの前には四逆散を飲ませた。四逆散は神経質で末端冷え性で脾(消化器)のはたらきが衰えたハニさんにぴったりの漢方。症状も咳、吐き気、ゲップ、くしゃみ(いずれも気逆)、わき腹の張り、胆石、と四逆散の適応。体重が安定した先月末からずっと飲ませている。
また寝ている間の咳をできるだけ止めたいので、寝る前にはより喉を潤してくれる麦門冬湯を追加。麦門冬湯は乾燥しがちなこの時期にもぴったり。
西洋薬なら、咳止めと吐き止めと整腸剤とウルソなどなど、、、と数種類飲まないといけないのが漢方なら1〜2方剤で全般に作用してくれる。やっぱり漢方は便利。