「水曜どうでしょう」でお馴染みcreative office cueの鈴井会長がスペシャルアンバサダーを、「情熱大陸」やサーモスのCMにも出演された猛禽類医学研究所の齊藤先生たちがアンバサダーを務めています。
↓change.orgへのリンクです
2023年4月26日提出予定の署名、今週日曜23日まで受け付けだそうです。道外の方も、日本以外にお住まいの方もご賛同いただける方はどうぞよろしくお願いいたします。
*署名を完了すると寄付の案内がでてきますがそれはスルーで問題ありません
追記:4月26日署名終了しました
多都府県の方々からしてみると、
"保健所や動物管理センターに犬猫が収容される
=殺処分"
のイメージが強いかもしれないけれど、自然環境の厳しい北海道の場合はかなり状況が異なっていて、収容されることでむしろ命が繋がる可能性が高くなる。(北海道の野良猫の寿命はもって3年と聞いている)
このchange.orgにも記載されている通り、この署名が開始された当時の最新データ=令和2年度環境省発表「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況(都道府県・指定都市・中核市)」の北海道の殺処分率は全国一低い。
このこと自体はとても素晴らしいことだけれど、問題はこの数字が北海道(行政)の成果ではなく、北海道の愛護団体や愛護家の努力の賜物であるということ。
我が家のハニどんの引き取りの際にも「収容期限をすぎても譲り受け希望者が現れない場合はどうするんですか?」というワタシの質問に対して、保健所職員さんは当たり前のように「愛護団体に電話しますー」と言っていた。
その当たり前感はどーなの?と思うところもあるが、安易な殺処分より相談してくれたほうが全然良い。
ただこうした状況は行政と民間の連携協働と言えば聞こえは良いけど、愛護に僅かでも関わらせてもらっている人間から言わせてもらうと"丸投げ"でしかない。
一部の(主に臨時の)職員さんが個人のスキルをフル活用して、里親募集のためのPRポスターを作成しHPで公開しているのには涙ぐましいものがある。一方、正職員のみなさんや保健所、振興局、そして何より広域行政の北海道はどうだろう?
当然頑張ってる正職員さんもいらっしゃる。でも、公開されている会議の議事録などを覗いてもまぁ残念な気持ちにさせられることが多い。
とはいえ、保健所が犬猫のことを一生懸命やるのには限界があるのも事実。保健所はまずは公衆衛生であって、動物愛護は二の次か三の次か四…
だからこそ、北海道にも動物愛護センターが必要なのである。
札幌市で建設予定するのでは?という札幌市民らしきツイートを見たけど、札幌市は政令指定都市なので北海道の管轄ではないんだな。
(ちなみに旭川、函館も市の保健所で北海道とは別。小樽はまたちょっと違う。また、札幌市も建設を決めたところまではよかったんだけどずいぶん停滞)
で、今回、道の方も昨年の実証実験を終えて、この春から民間に愛護センターを丸投げ、、じゃなかった、委託運用し始めた。
でもそーゆーことじゃないよね。
改正動愛法に抵触しないために辻褄だけを合わせたセンターではなくて、この署名が求める要望項目を果たしたものでなければ動物愛護センターの意味はない。
建物も所有しない、正職員も配置しない、何かあっても全て下請けのせいだなんて、そんなの北海道の動物愛護センターと言えるだろーか?
北海道がいまやろうとしているのは、そういう愛護センターだとみんな気づいているんだろーか?うーん、北海道ピンチです。