sapporo_wanのブログ

愛犬peeさん(キャバリアキングチャールズスパニエル15歳)の日々の記録

余命一年、からの一年後

 

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↑一年前のお写真。この大きくひろがった右のお鼻の奥に悪いヤツがいる

 

あれからちょうど一年が経った。

あれ、とは鼻腔内腫瘍(腺がん)の確定診断のこと🐶

 

昨年4月に北大動物医療センターでステージⅠの診断を受けた愛犬。治療しなければ余命は一年と言われた。

セオリー通りにいくことばかりではないけれど本人(犬)の望まぬ治療を受けさせて、治療しなかった場合より長生きさせられなかったら犬に申し訳ないからなーと思い続けた一年。第一関門はクリアと胸を撫で下ろす飼い主。

 

昨年5月に放射線治療(3日連続照射)を受けた直後は一度下痢をしたくらいでさほど問題なし→3日過ぎたころから食欲減退(うち2日は廃絶)、下痢、嘔吐などの症状が2週間→徐々に食欲は戻り、これまでと同じ生活ができるようになって現在に至る。

 

いまとなっては"放射線やってよかった"の一言に尽きる。タイムマシンに乗って行ってあの頃の悩める自分に伝えてあげたい。笑

 

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↑トリミングサロンにて

実年齢がわからないので何とも言えないけど、この一年でだいぶ年をとった。あらかじめ獣医師から説明を受けた通り照射した部位の毛の色は変わったまま。右眼はほぼ失明(放射線のせいかは不明)。匂いも少し鈍いんないんじゃないかな。

 

また元々のビビりに加え視力が落ちたせいか散歩やトリミングではおどおどすることが増えたし、家の中を楽しそうに走り回ることも減った。

 

でも食欲はあるし、散歩も行ける。寝てる時間が増えたけど、ちゃんと寝られるってことはいいことだよね。緩やかに歳をとっていると感じられるいまは言うことなし。

 

もし鼻血がでたらそのときは腎臓の数値次第でCT、次の治療を考える。

 

ただ、トセラニブ(分子標的薬)は従来の抗がん剤と比べかなり副作用が少ないとはいえ、お腹の調子を崩しやすく、肝・腎機能の数値が高い愛犬にとって厳しいことは予想がつく💦

 

無理させないという選択肢もある。飼い主はつい頑張りたくなっちゃうんだけどね、このコにはそれは厳しい。

 

ということで、そう遠くない日に備え先週末血液検査をしておいた。結果は今週末。