sapporo_wanのブログ

愛犬peeさん(キャバリアキングチャールズスパニエル15歳)の日々の記録

アレに感染

天候にも恵まれたGW。

自力で起き上がることのできない愛犬を家に残し遊びに行くわけにもいかないので、元々予定は動物病院のみ。あとは犬の介護とリハビリと、家の片付けかーと思っていたのに。

実際外出したのは日用品の買い物と動物病院だけ。

なのに、なのに。なぜこのタイミングで感染?それも再び!笑 

検査こそしてないが、さすがに2度目ともなるとわかる。この節々の痛み、頭痛、おかしな鼻づまり。あーアレだ。

介護生活の寝不足と、仕事がちょっとばかり忙しかった。完全にひよった。おかげさまで、予定外の10連休。

熱は37度までしか上がらず肩すかしをくらったものの、周囲から聞いてた話もそんな感じだったので、やはりアレに以前のような勢いはないのかーと納得。

おかげさまでブログの更新がはかどる。笑

しかし問題は…

 

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一緒に寝てられていいねーとはいかない。

だって、ヒト→イヌはうつる可能性があると言われているから。

 

【参考】

アニコム先進医療研究所株式会社ニュースリリース・トピックス 2023年10月27日

 (以下一部転載)

日本ではコロナ禍における感染拡大を通じてこれまで多くのイヌやネコがSARS-CoV-2に感染しており、その一部は臨床症状を示して動物病院に運ばれた可能性があります。

 (転載おわり)

 

今のところは家族(ヒト&イヌ)はみな大丈夫そうだけど、イヌは相当ひよっているだけにまだまだ油断できない。

 

(しかしジャーナルが『viruses』MDPIというのがアニコムっぽいね←ひとりごと)

 

以下、記録のためコピペ

 

アニコム先進医療研究所株式会社

https://www.anicom-med.co.jp/news/20231027.html


2023年10月27日

コロナ感染の飼い主からペットへの
自然感染頻度を調査
アニコムの「#StayAnicom」プロジェクトを通じて


アニコム先進医療研究所株式会社(代表取締役社長 河本 光祐、以下 アニコム先進医療研究所)と国立感染症研究所は、アニコムグループが実施した「#StayAnicom」プロジェクト※1を通じ、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者からイヌ・ネコへの重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)の自然感染頻度について、共同研究を行いました。本研究の成果が学術誌『viruses』に掲載されましたので、お知らせいたします。


※1
#StayAnicomプロジェクト:COVID-19に罹患した飼い主のペットを一時的に預かるプロジェクト
(2021年12月をもって終了)
<掲載論文>
掲載誌:viruses
論文リンク:https://www.mdpi.com/1999-4915/15/10/2028
DOI:10.3390/v15102028
原題 :Pet animals were infected with SARS-CoV-2 from their owners who developed COVID-19: Case series study
著者:Yudai Kuroda, Kei Watanabe, Tsukasa Yamamoto, Hiroki Suzuki, Eun-sil Park, Keita Ishijima, Kango Tatemoto, Milagros Virhuez Mendoza, Yusuke Inoue, Michiko Harada, Ayano Nishino, Tsuyoshi Sekizuka, Makoto Kuroda, Tsuguto Fujimoto, Genki Ishihara, Ryo Horie, Kosuke Kawamoto, Ken Maeda*(*責任著者)
■背景
重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)は、幅広い宿主範囲を持つ新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の新たな病原体です。ヒト以外のSARS-CoV-2の感受性は、イヌよりもハムスター・ネコ・フェレットにおいて高いことが知られています。実際にイヌやネコなどのペットにおけるSARS-CoV-2の自然感染も世界中で報告されており、主な感染経路は飼い主を介したものと考えられています。しかしながら、実際に動物が飼い主からSARS-CoV-2に暴露される頻度は不明です。
さらに外国では、ネコから獣医師にSARS-CoV-2が感染した例も報告されています。こうしたペットからヒトへのSARS-CoV-2感染を防ぐには、COVID-19患者のペットのSARS-CoV-2感染率を明らかにする必要があります。本研究では、患者からペットへのSARS-CoV-2の自然感染頻度について検討しました。
■本研究の内容
本研究では初めに、#StayAnicomプロジェクトを通じて預かったイヌおよびネコから、real-time RT-PCR法※2を用いてSARS-CoV-2のウイルスRNAの検出を試みました。その結果、53頭中8頭のイヌ (15.1 %)、34頭中5頭のネコ(14.7 %)からSARS-CoV-2ウイルスRNAが検出されました。ウイルスRNAの排出は最長でイヌにおいて11日間、ネコにおいて15日間、継続して検出されました。一方で、これらのペットの臨床症状は、イヌ1頭が軟便、ネコ1頭が鼻水の症状を示しただけであり、この臨床徴候がSARS-CoV-2感染によるものなのかは確認できませんでした。
次にSARS-CoV-2陽性だったイヌ7頭およびネコ4頭から血清サンプルを採取し、SARS-CoV-2の中和抗体検査※3を行いました。抗原はWuhan、DeltaおよびOmicron変異体3つを用いました。その結果、イヌにおける中和抗体の保有率は、Wuhan変異体に対しては100%、Delta変異体に対しては83.3%、Omicron変異体に対しては16.7%でした。ネコにおいては抗原Wuhan、DeltaおよびOmicron変異体の3つの亜種全てに対し、中和抗体を持っていました。
最後にイヌ5頭とネコ2頭のSARS-CoV-2の塩基配列の完全長を決定し、実際に感染していたウイルスの種類を分類した結果、イヌにおいてはB.1.1.284およびAY.29、ネコにおいてはB.1.1.214に分類されました。

本研究結果から、日本ではコロナ禍における感染拡大を通じてこれまで多くのイヌやネコがSARS-CoV-2に感染しており、その一部は臨床症状を示して動物病院に運ばれた可能性があります。したがって、獣医師とその関係者は、罹患したペットからヒトへのSARS-CoV-2の逆感染の可能性に注意する必要があり、飼い主はSARS-CoV-2に感染した際にはペットとの密接な接触を避け、ペットをSARS-CoV-2感染から予防すべきであるという知見が得られました。

※2real-time RT-PCR法:mRNAを逆転写しDNAに変換したのち、そのDNAを鋳型として遺伝子を増幅させその増幅量から元のmRNAの量を測定する方法。病院等のコロナウイルスPCR検査として用いられている。
※3中和抗体検査:ウイルスに感染した場合やワクチンを接種した後に、体の免疫機能により作られる抗体の力価を測定する検査。