sapporo_wanのブログ

愛犬peeさん(キャバリアキングチャールズスパニエル15歳)の日々の記録

グリセリンで応戦中(頭蓋内圧下げたい)

ついにGWに突入してしまった。予想を遥かに超えて頑張っている🐶

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↑少し暖かい日は外へ。後ろ脚はもう力が入らない

 

今日も朝昼は順調にゴハン。食後はできるだけ歩いてもらって、くたびれたら身体をタテぎみに寝てもらうのがルーティン。

しかし、午後から全然寝ない。苦 

 

支えられたまま歩くも後ろ脚はナックリングでぐにゃんぐにゃん。寝かせると前脚バタバタ。それを繰り返すこと1時間。

前脚は固縮してるしこれはダメだ💦と、グリセリン(浸透圧利尿)登場。

様子を見ながら1mlを同量の水で希釈したものを飲ませて少し待って、また飲ませて。

3回のませて5分過ぎたくらいからようやく落ち着いた。部分発作はそれほどでもないので、ひとまずイーケプラは様子見。場合によっては、夜は使ったほーがいいかもなぁ。

 

おそらく原因は明後日のこれ。

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爆弾マーク連続を示す予報。

台風とか爆弾低気圧とか、だいたい何かが起こる2日前と当日に具合が悪くなる。

どうしようもない場合は病院でマンニトール静注してもらうしかないけど、これまではグリセリン内服でなんとかなってきた。

浸透圧利尿は、濃〜いものが身体に入ってくるとその濃度を均一にしようと水を引っ張ってくる浸透圧を利用した利尿作用。

グリセリンは脳脊髄液や細胞外液に影響して脳圧や眼圧、内耳の圧も下げるんだとか。通常は点滴(グリセオール)で使われる。

効果はマンニトール>グリセオール>イソソルビドの順とされているものの、ウチはグリセリン内服だから静脈に直接いれるのとは訳が違う。少し時間もかかる。

副作用は溶血、アシドーシス、電解質異常など。内服だし大量に使うわけではないので今のところ問題ないけど、当然限界もあるし、もう血液検査もしていないので怖さもある。

とは言っても現在は、悪性腫瘍の終末期。

とにかく脳圧を下げて楽にしてあげることが最優先。そのために何かあってももう仕方ない。

(ちなみにグリセリンは薬局で購入できますが、必要な場合は必ず獣医さんに相談してください。ウチも獣医さんから助言をうけて行っています)

 

脳がうけるダメージを最小限にするためには、大きな発作を起こさせないようにする必要がある。

ハニの場合はコントロールがうまくいっているとゆーか腫瘍の場所がいいのかな、強直とか間代とか派手な発作はこれまで一度もない。たいていはミオクロニーや焦点発作。一度だけ欠神(ぼぉーっとなるやつ)もあったなぁ。

とはいえ、脳腫瘍が大きくなっているせいか今年に入ってふらつきがひどくなり、じょじょに歩けなくなった。先代犬とはパターンが異なる。

先代犬はコントロールが難しかったー。大発作を年に2〜3回。そのたびに斜頸や舌の偏位、うまく身体が動かせなくなり、最期は強直間代発作ののち四肢麻痺に。それから1週間後には嚥下ができなくなりお空に帰った。(おそらく脳腫瘍) 

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↑寝たきりでもスーパー可愛い

 

ハニどんも身体が不自由になった今となっては、長生きしてほしいとは思っていない。

でもできるだけゆっくり、食べたいもの食べてから旅立ってほしいな。