16日から17日にかけて、気圧は警戒を示す爆弾マークだらけに。
案の定、16日は朝からヨタヨタでフラフラ。薬どころか馬肉やオヤツすらひとくちも食べられなくなってしまった。
ここで脳ヘルニアにでもなってしまえば生命の危機ってことになるけど、まず懸念すべきは発作。この気圧のおかげで昨夜から食欲はイマイチ。発作予防薬(コンセーブ)がのめていない。(コンセーブは中止すると大きな発作がきてしまうのでやめちゃいけない)
昼前には下痢。夕方からも気圧はますます下がる予定。様子を見たところで良くなる要素は一切なし。
ということで。
この期に及んでだけど、得策はないものかと北海道で著名な脳神経の先生の動物病院を受診してみた。片道40分。具合が良くないときのほうがキャリーバッグで寝てくれるので、移動のストレスが少なくてちょうど良い。
診てくれたのは院長先生ではなかったけど腫瘍に詳しい先生で、初めてトラピジルについても言及された。(犬には効くかどうかわからないとのこと)
結論としては、得策はもうないことがわかった。
がっかり半分、すっきり半分。
まぁワタシがすっきりしようとなにしようと犬に直接的な影響はないんだけど、迷わずやるべきことをやれるなら、それは犬にとってもプラスだ。
とにかく脱水させない。そのためには食欲増進剤を使って食べてもらう。コンセーブはきらさない。下痢嘔吐があればがまんさせずに注射に走る。(そのあと食欲増進剤)
脱水さえしていなければ、頭の症状はグリセリンやマンニトールで利尿させて少しは楽にしてあげられる。
無理をさせるつもりは毛頭ないけど、薬を使って現状を維持することがこの先の可能性にも繋がる。(犬に対するエビデンスはないもののトラピジルが効いてくれるかもしれないし、ひょっとすると放射線治療が長く細く効いてくれるかもしれない)
何をやっても楽にしてあげられなくなったら、そのときが最期だなー。
もうちょっとがんばってみよう