sapporo_wanのブログ

愛犬peeさん(キャバリアキングチャールズスパニエル15歳)の日々の記録

感染させないその他大勢

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飼い主の感染なんてそっちのけ。ほりまくる愛犬

 

飼い主、新型コロナウイルス感染症発症から6日目。自分が"その他大勢(8割の人間)"であることに安堵中。

新型コロナウイルス感染者のうち周囲に感染させるのは2割以下※1、多くは他の人に感染させないらしい。

私が無自覚なままウイルスを排出していたであろう頃に接近・接触した人たちは、今のところ感染ゼロ。そろそろ安心していいかなー。感染症であるがゆえ万が一も仕方ないけど、重症化リスクの高い人には特に感染させたくないもんね。関節リウマチ患者のウイルスコピー数は既往のない感染者と比較して1659.6倍!※2なんて数字をみたこともあり、膠原病持ちとしては今日まで冷や冷やしていたのだけども。苦笑

とはいえ発症日から10日程度はまだ感染させてしまう可能性があるらしい。療養解除以降も気をつけないと。

 

以下、いちおう経緯。

私の場合、発症日までにあらわれた主な症状は咽頭痛と頭痛。それ以外は数日前からチクチクっとした左耳痛もあった。その他、左耳管の違和感(パカパカ音がする)、左目の痛みと充血、唾液分泌低下。(ウイルスが左に貼りついたんだなきっと。笑)

元々が上咽頭炎っぽいゆえ、上記はどれもたまにある症状。コロナも気にはなったけど"まさかなー"くらいに思っていた。陽性判定が出た日の前日、寝られないくらいに痰が絡んで、"これは何か違う"と気づいた。

発症してからはとにかくひどい痰と鼻水と咳。顔全体がじゅるじゅるになった。横になれなかった3日間は背もたれて上半身を起こしてなんとか寝る。熱は一番高いときで38.8度。典型的な弛張熱で上がったり下がったり。割と夕方が高かったけど、そもそも気虚(発汗しやすい)だし更年期だし、食事しただけで汗だくだもの。すぐ解熱できる便利な身体。

頭が痛すぎて3日間は寝る前にアセトアミノフェン。それ以外は、始めの3日間は桔梗石膏、熱が下がり始めてからは現在まで麦門冬湯を続けている。(桔梗石膏は、冷えがあってお腹が弱い人はいつまでも飲み続けてはいけないので切り替え)

麦門冬湯で症状はゼロにはならない。でも飲んだあとは明らかにラクだし、緩やかな効果を実感できる。いちおうリンコデ(咳止め)も持っているけど、咳は止めてしまうより出して早く治したい派。

で、熱が下がり始めると味覚嗅覚に異常を感じるようになった。

今は何を食べても味が薄いし、犬のウンチ、オシッコの臭いすらさっぱりわからない。笑 毎日のオネショさんチェックに差し支えている。笑

 

 

※1 厚生労働省 「2022年10月版 新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識」
https://www.mhlw.go.jp/content/000927280.pdf

※2 東京医科歯科大学プレスリリース「新型コロナウイルス感染症スーパースプレッダーの特徴」【藤原武男 教授】
https://www.tmd.ac.jp/press-release/20220117-1/

 

研究用は陰性。第一類医薬品は陽性

とうとうコイツが我が家にもやってきた。

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Covid-19。周囲に感染者いないし、全く心当たりがないので腑に落ちない。🦠すごいなー。

こちらは昨夜22時、
「クリニテストCOVIT-19抗原迅速テスト(一般用)」の結果。薬剤師からじゃないと買えない第一類医薬品。

 

ちなみに、昨日は17時に別の検査キットも使っている。

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結果は陰性。こちらは格安で売られている研究用抗原検査ペン(分類上は雑貨)。

 

5時間でウイルス量が極端に増えたと考えられないこともない。でもなー前日夜から寝られないほどの痰と鼻水だったし。熱も朝からあったしなー。

 

やっぱり雑貨は雑貨でしかない(個人の感想)。

でもこれで陰性だと思って安心したらますます感染拡大のもとになりかねないしむしろ危険じゃないんだろーか?(しつこいけど個人の感想)。まぁ偽陰性もあるから少しでも怪しいなら大人しくしてなさいってことにはなるんだけども、じゃあ何のために検査するんだ?という疑問は拭い去れない。笑

 

また今回の一件で、ウチの相方はこの研究用検査キットを"研究用というくらいだから精度が高い"と認識していたことが発覚した。笑 いやいや、こんな人もいるくらいだから紛らわしいのはやめてほしいよね。

 

実際、研究用で陽性判定が出ても保健所への登録には使えません。結局クリニック等を受診して検査する必要がある。どうせ買うならちょっとだけお高くなるけど、国が認めた第一類医薬品または体外診断用医薬品(こっちは登録に使える)じゃないと意味ないです。

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知らない人も多いので周りの方にお伝えください。

 

参考)

札幌市【陽性者登録センター】抗原検査キット等を用いた自己検査で陽性となった方へ

https://www.city.sapporo.jp/hokenjo/kensa-kit.html

 

 

 

 

 

季節の変わり目にもかかわらず体調良い

先月の異変、やっぱり部分発作っぽい。

動画をもうひとつのかかりつけの先生にも診てもらったところ"部分発作だろう"とのこと。そーだよね、10歳超えのチワワがあの顔つきで固まっていたら部分発作を疑わざるを得ない💦現在そのつもりで見守りを強化中(^_^;) 

とはいうものの、最近のチワワさん季節の変わり目にもかかわらずますます絶好調。引き取りから半年以上続いた軟便はなんだったのか?ゴハンサプリメントのおかげもあって安定した良いウンチをキープできている。

最初にがんを疑った理由の一つ、"冷え"も今年は改善。腹巻き効果もあるけど、牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)がいい仕事をしてくれていると思われる。夏からオネショがとまらなくなって八味地黄丸を使っていたんだけど、先月の"左後脚が痛い事件"以来、牛車腎気丸に変更。ますます調子がいい。寒くなる前には"腎"の養生が大事。去年もこの季節に使っておけばよかったなぁ。

ただ相変わらずくしゃみは多い。特に寝起きには、寝ている間に溜まった鼻水が粘ついた感じになり痰が絡んだことで逆くしゃみ→咳を誘発してしまう。頻度としては放射線治療前と変わらない。鼻水の吸引とかできたらいいのにね。でも鼻血は出ていないので放射線治療前より良い状態といえる。

 

まずは予約した来月のCTで腫瘍の状態を確認して、その結果次第で今後のことを考えよウチ。もしスルファサラジン(xCT阻害薬)が使えるならまた放射線治療をやってみてもいいかもーと最近は思ったりもしている。

 

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元々トライカラーなので、マズルの茶色い毛は見慣れてきたけど、最近急激に、頭の毛が放射線を照射したと思われるラインを境に、くっきり白くなった。お髭は黒いのが増えたなぁ。でも毎日ゴハン前には部屋を元気に走り回る"心は子犬ちゃん"のおばあわん。

股関節周囲炎か部分発作か。それとも

散歩から戻ると愛犬チワワ=ハニには毎回試練が待ち受けている。

ハニは足拭きと顔を触られるのが大の苦手。ご褒美あげながらーなどいろいろ頑張ってはきたけど全然だめなんだなぁ(たぶん飼い主の指導が。笑)  しかし拭き終わると"ご褒美ください!"とオスワリでまんべんの笑みを浮かべる。そこだけは学習したらしい。かなり都合がよいぞハニどん。

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そんなチワワに先月異変。

散歩中に突然左後脚が地面につけなくなった。パッドをチェックするも問題なし。帰宅後サークルにいれて数秒目を離すと、固まったまま動けなくなっていた。

 

発作かな?と顔をみる。首がゆれているけど眼振はない。憂鬱な表情で目線は空を見たまま。呼びかけても反応しない。

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2分もたたないうちにトボトボと歩き出した。(左後脚は破行)

 

元気消失。でもオヤツは食べたいようだし、もしてんかんの部分発作や、万が一お鼻の腫瘍が悪さをしていたとしても今すぐ何かできるわけでもない。

 

緊急性はなさそうだけどどうせ受診するなら早いほうがいいわってことで、鍼をしてくれる方のかかりつけ動物病院へ向かった。

 

理学検査の結果、左股関節周囲炎疑いとのこと。元々膝蓋骨脱臼もあるので散歩中の破行の原因はそのあたりが濃厚。

 

ただあの憂鬱な顔はどうだろう?犬が破行くらいであんな顔して固まるとは思えない。サークル内で立ちあがろうとしているはずなので、痛みでショックを受けた可能性もあるけど。(ビビりで不安神経症っぽいので)

 

先生からは痛み止めを飲んでもいいかもーと提案されたけど、お腹の調子を崩しやすいし。症状なのか薬の副作用かわからなくなるのも避けたい。ひとまず鍼のみお願いする。

 

で、帰宅後。

 

いつもの半分くらいのスピードで部屋を周回。腹ペコです!と言うのでゴハンをやや少なめであげる→ぺろっと平らげる。夜からはいつもの量→完食。翌日はやや加減しながらも走りこみ。笑 やっぱり鍼だけにしてよかったー。

 

それ以降発作らしいものはなし。でもチワワだし高齢だし。いつてんかん発作が起きてもおかしくはない。

 

あーまたコンセーブのお世話になるのかなぁ。いやいや、コンセーブで効いてくれなら全然いいか。コントロールできずに発作のたびにボロボロになるのは避けたいわー。。。などと不確定要素にボヤいてみるけど、一番勘弁してほしいのは鼻腔内腺癌が実は放射線抵抗性で増大し続けているパターン。大きくなった腫瘍が脳を圧迫し始めれば当然発作がおきる。まぁでもその場合なら発作は頻発するよね。幸い現在まで発作っぽいのはない。

 

さて、そろそろCTを予約しようかな。(全身麻酔には毎度腰が重くなる)

 

 

 

 

 

 

 

秋の養生など

すっかり秋になってしまった札幌。人だけでなく犬も衣替え。

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↑下からチョロっと出ているピンクは新しく購入したシルク腹巻き。薄手で伸びがよくてこの季節にはちょうどよい。冷えやすいコに腹巻きはおすすめ。(我が家はgreen dogで購入) 長生きしてもらうためには養生がかかせない。

 

鼻腔内腺癌の放射線治療(SRT)からは4ヶ月が経過した。

相変わらずくしゃみと後鼻漏からの逆くしゃみは回数が多めだけど、鼻血はなく基本元気。(しかし全く問題がないわけでもなく、それについては後日記録する)

 

鼻は東洋医学では肺に属する。肺は秋=乾燥に弱いので、何はともあれ潤すのがポイント。東洋医学では五臓に色が配当されていて"肺=白"なのでざっくり言えば白い食べ物が良いとされている。(もちろんそれだけではないけど)

最近は少し温めた梨や、茹でこぼした白菜、大根、長芋をローテーションで食べているハニどん。もっともっと食べたい!と要求されるけど軟便になりやすいし、以前シュウ酸カルシウム結晶もでてたしね。そんなにあげるわけにもいかず悩ましい(^_^;)  なにより腹八分目が養生の基本。しかし犬に腹八分目なんてあるのかな?

 

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↑先日、初めてお腹の上で寝てくれたときの一枚。引き取りから一年以上でようやく。飼い主感動✨

ちなみに放射線があたったマズル部分、チークのような茶色はすっかり定着。もう白くはならなさそうだけど、かえってトライカラーらしいかも。笑 (ハニさんはいっけん黒白チワワだけど実は後脚に茶が入ったトライカラー)

 

愛犬が がんになりました-8(CTキャンセル)

放射線治療(以下RT)後最初のCTの予定が近づいてきた頃、飼い主はいろいろ考え始めてしまう。


RTのおかげで愛犬は以前とくらべても間違いなく元気。ただ治療後はしばらく咳が出やすい状態が続き、6月某日には夜間救急へ駆け込んだ。

 

悪性腫瘍は命に関わる重大な疾患。経過をみて今後を予測し先手を打って治療することで今後が左右されることも多々ある。でも、万全をつくしてもプロトコル通りにすすまないことも多々あって、一つのことに注力していると足もとをすくわれたりもする。

 

犬だものね。人間の思い通りにはいかないのが大前提。

 

検査のストレス含めてQOLを総和で考えて、経過観察のためだけのCTは極力減らしたいと思った。(検査に必要な全身麻酔では気管挿管をするため、どーしても気管に負担がかかる)

 

しかし腫瘍が現在どうなっているか全く気にならないわけではない。そこで思いついたのは歯科処置との抱き合わせ。

 

検査のためだけの全身麻酔は飼い主のエゴかもしれないけど、歯科処置と同時なら十分ベネフィットが上回る。

 

そうなるとお願いする先は大学病院ではなくかかりつけかなーと相談してみると、あっさりOK。

「あっちも忙しいからねー。ウチで同じ様に撮るよー」と以前北大動物医療センターに勤務していた先生。話が早くてありがたい。

 

北大のほうにも早めにキャンセルのお電話。「また診ていただきたいときはどうしたらいいですか?」と伺うと「こちらにお電話いただければ」とこちらもありがたいお返事をいただく。感謝。

 

北大のような放射線設備をもつ動物病院は全国でも数少なく、実際全国各地から患畜さんが集まっている。他都府県だとRTは1ヶ月待ちもザラらしい。みんな一刻も早く治療を受けたいのだから、ウチの定期検査で貴重な予約枠をいただくわけにはいかないという思いもある。キャンセルによってどなたかの動物さんの予約を早められといいな。

 

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北大動物医療センターのおかげでこの夏はこんなに元気に走れた。このコを保健所から連れてきたのが去年の8月。去年は普通に散歩することができない状態だっただけに、夏を元気に迎えられたことはとてもうれしい。

 

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広い公園はまだまだ怖い^_^;

愛犬が がんになりました-7(治療費)

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↑お写真は先月トリミングサロンにて

 

我が家の愛犬(チワワ、避妊済みメス、推定10才、3.6kg)が北海道大学動物医療センターにて鼻腔内腺癌ステージⅠと診断され、放射線治療(3日間)を通院で受けた治療費は以下の通り。

 


通院1日目 検査 113,710円
 初診料、検査-血液(CBC、生化学)、CT、X線、超音波、病理

通院2日目 放射線初日 179,390円
 再診料、血液検査(CBC、生化学)、放射線治療

通院3日目 放射線2日目 2,820円
 再診料のみ (放射線の費用は放射線初日と放射線3日目で2分割される)

通院4日目 放射線3日目 117,110円
 再診料、放射線

通院5日目 放射線後診察のみ 3,520円
 再診料、データ費用 ※データ提供を依頼した場合のみ

合計 476,550円  診療明細は下に貼付しているので必要な方はご参考まで

 

10年前と比べると動物医療の幅は広がった分、当然費用の幅も広がった。

我が家の場合、チワワ1匹飼いなのでこの選択ができたけどもし以前のように多頭飼いだったら?大型犬飼いだったら?ワタシはどーするだろう。

 

治療できないなら耐えることしかないので悩むことはないよね。選択肢が増えるってことはありがたいと同時に悩みも増えるんだなぁ。

 


通院1日目

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通院2日目
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通院3日目
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通院4日目
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通院5日目
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