油断ならない我が家のチワワ様。数日前からまたしても食欲不振と軟便に見舞われ、放射線治療終了後も飼い主は暇をいただけそうもない。
昨年の鼻腔内腺癌の放射線治療のあとは、嘔吐と下痢、食欲不振が続いた。
原因は放射線治療の副作用の口内炎(鼻の照射の場合は口の中に放射線があたるのを避けられない)と、麻酔の副作用(おそらく膵炎)。落ち着くまで2週間かかった。
今回は脳底部の脳腫瘍(髄膜腫疑い)への照射なので、口の副作用はないと聞いている。ということは今回は麻酔が原因かなぁ。"麻酔をかけるとお腹の動きが不安定になる"とかかりつけの先生からも言われている。去年ほどひどくはないし、まずは辛抱して様子見。愛犬、病院に連れて行くだけでもストレスかかるので、週末までは待つことにする。
せっかく、しばらく病院へ行かなくてもいいようにしておいたのに。なんでも予定通りにはいかない。残念。
↓4回目の放射線治療時の血液検査
(電解質が2つずつ表示されているのは手違いだそう)
放射線治療は麻酔を伴うので毎回血液検査がある。最後の4回目の検査ではリンとカリウムがみたかったので電解質を追加してもらっていた。
6月は食べさせるだけで手一杯だったからどんなにひどいことになっているかと思いきや、リンとカリウムはいつも通り。ただし、アルブミンが下がってしまった。(2.3g/dl)
また元々の赤血球低めに加え、ヘマトとヘモグロビンも正常範囲をやや下回る。本格的に貧血。あわわ。
とはいえ食欲不振のツケが回ってきただけなら食べれば治る。ただ、グロブリンがあがっている(4.5g/dl)のが問題で…
腫瘍が活動してるとアルブミンは下がるし貧血にもなる。グロブリンにいたっては上がる。
加えて、この一週間くらい激しいくしゃみが急激に増加。お二ブさんの飼い主もさすがに嫌な予感。苦
最初の検査でCTを撮ったときには鼻の腫瘍の再増大は見られなかったけど、今回の脳腫瘍による脳圧亢進と通院で相当ストレスもかかっているし急に大きくなるとしても不思議ではない。
ただ、もし本当に鼻の腫瘍が再び大きくなってきたら…。いろいろ考えることはあるけど、せっかく手に入ったトラピジルが飲めなくなるのも困るな。どこから手をつけていいのやら🌀