sapporo_wanのブログ

愛犬peeさん(キャバリアキングチャールズスパニエル15歳)の日々の記録

回顧録

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愛犬 7月18日17時5分 お空へ帰る 享年15歳

18日3時に台風が発生したと思ったら、19日には台風7号まで発生していた。

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敵わないはずだわ、15歳2ヶ月と10日で愛犬は力尽きた。

開腹手術も急性膵炎も、なんなら子犬の頃の脳挫傷も。すべて乗り越えて愛犬はよーく頑張った。

富良野の山奥にある当時業界では名の知れた(悪名高い)パピーミル出身でアカラス持ち。生後5ヶ月でパテラ判明。お腹が弱くて細くて小さくて"これは長生きできないだろー"と思っていたのに、薬が必要な心雑音が確認できたのは10歳になってから。キャバリアの場合5歳未満で雑音が出始めてしまうコもいるんだから、peeさんは運がよかった。

旭川のあにまあるから引き取りしたチワワのすーさん(享年推定12歳)がやはり弁膜症で。夜に肺水腫を起こして救急に走ろうとしたのだけど、すーさんったら車移動が超絶ストレスの増悪因子。どこかもっと家から近くに診てもらえる病院はないかと慌てて調べてみつけたのが現かかりつけさん。後日判明したけど、本当は普段からかかっている患畜さん限定で夜間対応していたらしい。ワタシがたまたまみつけた"どこぞの誰かが作った動物病院情報サイト"にはそんなことは記載されておらず、何もわかっていないワタシからの電話を取って事情を聞いてしまった院長先生が"あー、それは診なくちゃいけないなぁ"とつぶやいたのがご縁の始まり。おまけに処置後には"あー、支払いね・・・いらないですよ"と言われる始末。もはや意味がわからない。(もちろん翌日支払いに行った。笑) 要はかかりつけのコのみ対応のため、みなさん後日受診の際にお会計。一見さんのその場の会計ができなかったらしい。

こーなると恩しか感じない。"循環器はウチの相方が得意だから"と言っていたこともあり、当時のかかりつけからの転院を決意。前の病院もとてもいい先生たち。でも市内とはいえ片道15km以上。これ以上すーさんに無理はさせられなかったし。

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弁膜症はオペ以外には根治は望めないので、対処療法として薬を駆使して何とか心臓から血液を送り出させようとするんだけど、すーさんは薬に抵抗性がありコントロールがうまくいかないタイプだった。何度も肺水腫を繰り返して、最期も肺水腫。病院に駆け込み、そのまま病院の酸素室で息を引き取った。

その経験から先生には、"peeさんは自宅で看取りたい"と伝えていた。ウチの先生、お薬についてかなり勉強されていて本当に助けていただいた。動物病院を始めいろんな人の支えのおかげでなんと夢の15歳まで到達、自宅で看取りまで達成。感謝しかない。

眠るように逝かせてあげられなかったのが最大の後悔。これは難しいね。安楽死も選択肢には入れていたけど、peeさんの症状が日によってずいぶん違っていたこともあり、決断できなかった。。。

どっちがよかったのかはわからない。でも最期にどんどん白くなっていったお顔は一生忘れられないな。苦しかったよね、ごめんなさい。

明日荼毘に付します。

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